ワイン教室に通っていた、というだけで レストランでワインを決める決定権を任されることがあります^^ 私の通っていたワイン教室は、ソムリエ女性のお家でした。 暖炉のある素敵なリビングで、食事と共に先生セレクトのワインを楽しみます。 グラスに注がれたワインを、まず目で観察。 ここで何か感じることをメモします。 実際そんなに色の変化は無いので表現に困るんですが、 一度「血みたいな赤」と言って 「光の加減で見間違えたんでしょう」と却下されました^^ ここで誰かが「来る時に見た夕焼けの色」とか、 季節に合わせた花の色なんかと例えると先生もニッコリ^^ 次に香りを嗅ぎます。 よく分からないときは、グラスを机に置いたまま クルクルと回してワインを空気に触れさせ 鼻に近づけると、一層強く香ります。 よくグラスを持ち上げて回すのを見ますが、 事故防止の意味で教室では机の上で、となってました。 ここでも香りについて感じたことをメモメモ。 そしてようやく口に含み、どんな味かをチェックし、 さらにお料理と合わせてみて、さらに味の変化を楽しみます。 こんな具合で、数種類の料理と数種類のワインを味わい、 最後の最後に、先生が 「本日のワインはこちらでした~」 と、飲んだボトルをテーブル中央に並べます。 その時に銘柄や品種を教えてもらうのですが、 あまり銘柄は問題ではありませんでした。 まだ初心者の私たちが、一つひとつの銘柄を覚えても仕方ないとの理由です。 確かにワインなんてものすごく種類が多いし、聞いても覚えられん・・・ というのが正直なところ。 そこで、大切なのは”ブドウの品種”と”料理との相性”だそうです。 確かに銘柄は星の数ほどあれど、ブドウの品種は限りがあるし、 同じ品種であれば同じタイプの味なので これを覚えればいいのね!と、納得しました。 こうして数年ワイン教室に通いましたが、 先生の出すワインには、どうしても先生の好みが反映されます。 先生はドイツになじみがある方で、直接ドイツの作り手さんから仕入れるものもあるほどで ドイツはモーゼル地方のワインがよく出てきました。 そしてそれを何度も飲んできた私の舌は完全にモーゼル化され、 モーゼル地方のリースリング種が大好きになったのでした^^ 私のつたない表現で例えると、 「お花のようなフローラルな甘い香りで、 口に含むとフルーティな風味とわずかに酸味があり、 すっきりとした味わい」 です。 好きが高じてその地方の村々を巡る旅をしたことも^^ ドイツの田舎は本当に素敵でした! あと、ワインと料理の相性も大切です。 私の一押しマリアージュは デザートワインとブルーチーズの組み合わせ! デザートワインまで用意することって滅多にありませんが、 これは美味しいですよね♪ 銘柄はこのさい無視・・・と書きつつ、 なぜか家にあるシャトーラトゥール。 私が生まれた年のものを夫がプレゼントしてくれました。 特別な日に開けようと決めて大切においてあるんですが、 果たして特別な日は来るのでしょーか??? tique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、セレクト雑貨 http://www.tique.jp/ #
by k_mukumuku
| 2010-03-22 23:06
| kitchen
ウィーンにあるフンデルトヴァッサーハウスを10年ぶりに訪れ、 ますますヴァッサーが好きになりました。 彼は画家でありオーストリアを代表する近代建築家のひとりです。 住宅街に突如現れるキュートな建物。 パッチワークしたような外壁やカラフルな柱に、 一見おとぎの世界に迷い込んだような 異空間の中にいるような錯覚を覚えます。 そして一歩足を踏み入れて、更に広がるヴァッサーの世界に心もワクワク! 映画『オズの魔法使い』や『チャーリーとチョコレート工場』の中に入り込んだような・・・。 中はカフェと、彼の絵画を展示した美術館になっています。 絵を見ながら床や柱も気になって、夢心地な時間を過ごしました。 ここにある柱は真っ直ぐではありません。 ぷっくり膨れていたり、ゆるやかなカーブがかかっていたり。 タイルを貼り付けた床までも平らではなく、 壁の近くはまるで木の根っこのように 盛り上がっています。 楽しくてその盛り上がったところを歩いてみたり。 彼は都会の直線的な建物を嫌い、曲線すなわち自然の形を建物にも表現したのです。 彼の建築のテーマは”自然との共生”で、 自然への畏敬の念がしっかりと伝わってきました。 建物の中にグリーン(植物)も多く、気持ちよく融合していました。 しかーも、若い頃はとってもハンサムでジュード・ロウみたいなお顔! 親日家だったようで、後期の作品には日本名の印もあって嬉しかったです^^ 彼の作る建物ばかりを並べたら、 ディズニーランドもびっくりの夢の世界が広がることでしょう。 教会の模型図の前で足が釘づけに。 こんなかわいらしい教会、ホントにあるの? 想像の世界の教会なの? ・・・とドキドキ。 どうやら、オーストリアのベルンバッハ村にあるようです。 世界中の宗教のシンボルマークが描かれていて、日本の鳥居もあるみたいです。 世界の神々が集う教会。 いつか必ず訪れたい場所がひとつ増えました。 tique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、セレクト雑貨 http://www.tique.jp/ #
by k_mukumuku
| 2010-02-25 21:42
| travel
心も体も美しく、環境に負担をかけず、そして動物に苦痛を与えず生きたい
というのが私の理想です。 そんな想いがこめられた素敵なカフェを紹介します。 パティスリー シンプルモダンマクロビオティック 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5−26−2 クレッセントビル1F TEL 03-6459-5517 営業時間 11:00〜19:00(L.O. 18:30) 定休日:不定 外観も店内もシックでおしゃれなカフェ。 材料はオーガニックにこだわり、植物性の食材のみで作られたケーキが並びます。 もちろん白砂糖は使っておらず、甘みはリンゴジュースやメープルシロップ、甜菜糖でつけるそうです。 卵や乳製品を作っていないとは思えないほどに完成されたケーキは美しく、美味しいです。 ここでアフタヌーンティーセットを食べてみたいなぁ。。 (いいお値段なので気軽にはできないですが^^) 店員さんの感じがよく、幸せな時間が過ごせます。 クシ・ガーデン 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 1F TEL 03-3215-9455 営業時間 11:30~22:00(L.O 21:00) 土曜 11:30~21:00(L.O.20:00) 定休日:日曜日・祝日 厳選された玄米と有機野菜で作られた、体にやさしいマクロビフードが食べられます。 ビルの中にあり、気軽に食事ができるカフェです。 カウンターで注文して先にレジで精算するシステム。 ショーケースの中のおかずを数品選べるセットを注文。 どれも美味しいです。玄米が家でもこんなに美味しく炊けたらいいなぁ。 写真右はお粥セット。こちらも大変美味です。 チャヤマクロビ日比谷シャンテ店 東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル B2F TEL 03-3500-5514 営業時間 11:00~22:00 (L.O 21:00) 定休日:日比谷シャンテ休館日 おいしい・楽しい・からだにやさしい、 をコンセプトにしたマクロビカフェ。 新宿の伊勢丹に入っているチャヤよりカジュアルな雰囲気の店内で落ち着けます。 おかずが選べる玄米プレートやバーガープレート、パニーニプレートなどがあります。 美味しかったので、オリジナルのレシピbookを購入しました^^ こちらはスイーツも充実していて、美味しそうなケーキがショーケースに並びます。 塩キャラメルのケーキ、また食べたいです^^ PURE CAFE 東京都港区南青山5-5-21 1F TEL 03-5466-2611 営業時間 8:30~22:00 定休日:無休 オーガニック野菜や豆料理をを使ったヴィーガンフードのファーストフード店といった感じ。 表参道から少し入ったところにあり、静かで大人な雰囲気が漂います。 ヴィーガンを大々的に謳ってないし、食べてもお肉を使ってないことが感じられないので 何も知らずに入って何も知らずに出て行く人もいるのでは? こんな風に自然な感じで提案するのもかっこいいです。 スイーツも美味しいです。 tique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、セレクト雑貨 http://www.tique.jp/ #
by k_mukumuku
| 2010-01-13 15:28
| life
tiqueでは、オーガニックコットンのタオルと靴下の取り扱いを始めました! tiqueで扱う商品では、オーガニックコットンを使うだけでなく、 原綿から製品になる全工程で有害化学物質が混入しないよう管理されています。 写真では伝わりずらくて残念ですが、触れたときの柔らかさにはびっくりです。 ぜひ一度お試しください。 tique(ティクエ)-インテリア雑貨 オーガニックコットン 日々使うものはなるべく自然素材のものを選んでいます。 それはテキスタイルの分野でも同じで、 コットンやウール、リネンなどの自然素材で出来たものを選びます。 同じコットンでも、農薬や化学肥料を使わないで生産された オーガニックコットンで作られたシャツに袖を通したとき、 その肌さわりの良さと柔らかさに驚きました。 コットンのキャミソールはいくつか持っていますが、 たんすの引き出しから選ぼうとしたとき、 自然とオーガニックコットンのキャミに手が伸びます。 体がオーガニックコットンの気持ちよさを覚えているんだなぁと感じます。 コットン栽培には、実は大量の農薬が使われています。 世界で使用される殺虫剤の16%がコットン栽培に撒かれているそうです。 コットン栽培と言えば、まずインドが思い浮かびますが、 農薬により体を壊す農民は世界で毎年100万人以上に上っています。 一度農薬を使うと土地が疲弊するため、農薬の使用から抜け出せなくなり、 インドでは農薬購入による借金苦で自殺に追い込まれる農民も少なくありません。 また、農薬の使用は農民だけでなく地球環境にも大きな影響を及ぼします。 虫も鳥も動物も住めない土地・・・ 想像するのも悲しいです。 でもオーガニックコットンの農地には、野鳥や野生動物が集まってきます。 土地も水も汚れずにすみます。 そんなたくさんの植物やいのちと一緒に育ったコットンなら、 自然のエネルギーや優しさも私たちに与えてくれるような気がします。 つくる人も地球も虫も鳥も笑顔の中で出来たオーガニックコットンの製品を使ったら、 使う人ももちろん笑顔になるはず。 オーガニックコットンのお洗濯ももちろん 自然なものが合っています。 蛍光剤や漂白剤の入っていない、 環境に優しい粉石けんで洗ってくださいね。 オーガニックコットンに関わらず、私はいつもお洗濯は粉石けんを使用しますが、 赤ちゃんの香りがして、 とっても幸せな気持ちになります^^ オーガニックコットンの栽培には手間がかかります。 より安い材料で安価なものを提供する店が増える中、 地球環境やわたしたちに良いものを 丁寧に作っているところがあることは嬉しい限りです。 地球も、作る人も、使う人も、 みんなが笑顔になれますように!! そして新しい年が、地球全体にとって幸せな年になりますように・・・!!! tique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、セレクト雑貨 http://www.tique.jp/ #
by k_mukumuku
| 2009-12-06 16:05
| bath
化粧品も素材にこだわった優しいものを使いたいですよね。 フランスには化粧品にもオーガニックの基準がありますが、日本にはまだありません。 まぁオーガニックとまではいかなくても、 化学的な物質が色々入った化粧品は出来れば使いたくないです。 メイクも自然素材で簡単に手づくりできます。 しかもお肌に良いといわれるモノを自分の肌に合わせて 贅沢に入れたりできるのもハンドメイドの醍醐味。 母にはシワ対策のビタミンEオイルやアボガドバターを入れた 特製クリームをプレゼントしています^^ お肌も喜んでるかんじで、自分で作るようになってからトラブルなしです。 さて、今回はファンデーションのレシピをご紹介します。 とっても簡単で、あっという間にできちゃいます! 以前はカラーを調合するのに、 ”イエロー酸化鉄”や”ブラウン酸化鉄”などを丹念に混ぜ込んでいたのですが、 最近はもっぱら”クレイ”を使っています。 クレイとは、さまざまな岩石の微粒子で、豊富なミネラルを含んでいます。 よくクレイを水と合わせ、パックに使用したりしますよね。 クレイのパックも本当につるんつるんになるのでお勧めです。 カオリンやベントナイト、モンモリナイト等種類がたくさんあるので お肌にあったものを選んでください。 私は乾燥&敏感肌なのでカオリンを使っています。 カオリンはベビーパウダーにも使われるクレイです。 【ファンデーションレシピ】 ・ピンクカオリン・・・小さじ1 ・化粧用コーンスターチ・・・大さじ3 ・二酸化チタン・・・小さじ1/2 ①材料を小さなボールに入れ、小さな泡だて器で混ぜる。 ②好きな容器に移す。 色が薄かったり濃かったりするときは、コーンスターチの量で調整します。 二酸化チタンは日焼け止めの効果があるので必ず入れてますが、 入れなくても大丈夫です。 以上です。とっても簡単です♪ 私は通常、日焼け止めクリーム&このファンデーションをパフパフしてます。 ※人によって合う合わないがありますので、 必ずパッチテストをして自分の判断で使ってください。 材料はネットで手に入ります。 私がよく利用しているお店 →「手作り石鹸と手作り化粧品のオレンジフラワー」 http://www.orangeflower.jp/ 参考図書:『美肌になろう!手作りのリキッドソープとクレイ』/ 中村純子 tique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、セレクト雑貨 http://www.tique.jp/ #
by k_mukumuku
| 2009-10-26 14:48
| life
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