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幸せの経済学

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友達が上映会をするというので行って来ました。

タイトルは「幸せの経済学」

タイトルだけでも、いい映画の雰囲気が漂います。


この映画は全国で同時上映会をしていたようで、
他にも別の場所で数件のお誘いがありました。
きっと全国でたくさんの方が観られたのではないでしょうか。



話は、30年前まで外国人立入禁止地域だった
ヒマラヤの辺境ラダックから始まります。

皆が自然と関りあいながら生活をし、
必要なものを必要な分だけ作り、所有する。
いつも仲間と繋がっているので、頼れる人が必ずいる安心感。
人々は生き生きと、自由に誇りを持って生活していました。

ある人が、村で一番貧しい家を聞いたところ、
「ここには貧乏な人は一人もいない」
という答えが返ってきたそうです。

ここに”真の豊かさ”や”幸福”の鍵を見ることができます。


さて、そんなラダックの美しい文化と生活の中に、
急速に近代化の波が押し寄せます。
援助の名のもとに、物資や資金、グローバル企業が入ってきます。


グローバリゼーションがこの国をどのように変えていくのか。


テレビや情報誌、映画などから発せられる近代化のモノや食べ物、生活。
炭酸飲料やファーストフード、ブランド、ファッション、西洋文化が
どんどん入り込んできたことで、人々は
自分たちの文化がかっこ悪い、恥ずかしいと思い、捨てていきます。

農業をやめて都会に出て行く若者たち。
自然から離れ、人とも疎遠になっていくラダックの人々。

だんだん貧富の差が生まれ、ラダックは一変します。

そして10年後、
ラダックの人々は
私たちの国は貧しい。援助が必要だ。」
と訴えるようになるのです。



グローバリゼーションが人々のアイデンティティを奪い、
自国文化への誇りを失くす恐ろしさを感じました。

そして、日本の文化も同じだなぁと思いました。

美しい建物や着物、芸道、精神、完全な循環型社会を持っていた国なのに
どうして特別なものになってしまったのだろう、、
とずっともったいなく思っていたけれど、
それは日本の文化やアイデンティティを破壊するような操作がなされてきた結果なのでしょう。




貿易の規制は大企業が有利になるように作られ、
また、大企業に多額の税金が投入されています。

輸出している品物を同時に輸入している現象もたくさんの国で見られます。

無駄なエネルギーやお金が浪費され、
国の文化や人々の生活、地球の貴重な資源が破壊されていくのは
悲しいことです。


グローバリゼーションの全てが悪いとは思いませんが、
経済が地球規模になったことで様々な問題が起きてきました。


この映画の答えは、”ローカリゼーション”。


経済やエネルギーを地域で循環させることで、
人や自然とのつながりを取り戻すことができます。

遠くの国のものが地域のものより格段に安かったりすることがあります。
用途が同じものでも、ある店では激安のものが並んでいます。

でも、それらの背景にはきちんと理由があって、
いつかそれ以上の負担となって地球や私たちに返ってくるかもしれません。





江戸時代の生活は完全循環型社会で、
タイムスリップしてみたいなぁとよく思うのですが、

江戸時代には戻れなくても
自分のこころ、考え方を変えることは可能です。


毎日選ぶものをひとつずつ、丁寧に選んでいく。

人や自然とつながる循環型の生活にシフトする。


真の幸せな暮らしが見えて来ませんか。


想像するとワクワクします。



「幸せの経済学」
http://www.shiawaseno.net/

d0085894_21531112.giftique(ティクエ) /イギリス・フランスのアンティーク、インテリア雑貨
http://www.tique.jp/

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by k_mukumuku | 2011-05-25 21:26 | life



自然に囲まれた素朴な生活を目指す、shop店主のlife blog
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